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パリの人気地区:サン・マルタン運河

サン・マルタン運河

夏には木漏れ日が気持ちいい!下町の雰囲気を残す美しい運河   
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サン・マルタン運河

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下町の雰囲気を残す美しい運河

パリの観光地巡りに疲れたなら、サン・マルタン運河へ行ってみるのもいいかもしれません。都市の喧騒を忘れてほっと一息できる静かな場所です。サン・マルタン運河はパリの東に流れる小さな運河。河の両岸にはプラタナスの木々が立ち並び、夏には気持ちのいい木陰を作っています。運河は19区のラヴィレット公園からパリ10区のバスティーユまでを結び、最後はセーヌ川と合流。もともとはパリに清潔な水を補給するためにナポレオンの時代に造られた水路で、全長108キロのウルク運河とセーヌ川を結んでいます。静かで雰囲気のよい運河沿いはゆったりとパリ散歩したい方にぴったり。パリの下町を散策しにサン・マルタン運河周辺へ出かけてみませんか。
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『アメリ』や『北ホテル』の舞台になった

サン・マルタン運河は風情ある佇まいから、映画のロケ地としても使われています。マルセル・カルネ監督の『北ホテル』に出てくるホテルはサン・マルタン運河沿いにあった実際のホテルで、現在はレストランとして営業しています(ホテルの撮影はセット)。プロレタリア作家として知られるウジェーヌ・ダビの小説『北ホテル』を原作としていて、当時の安ホテルに滞在する貧しい労働者たちの姿が描かれています。ジャン=ピエール・ジュネ監督の『アメリ』はサンマルタン運河が広く知られるきっかけになった作品。主人公アメリが石切り遊びをするのは、サン・マルタン運河の橋の上。アメリの後ろには運河の暗渠化したトンネルも見えます。散策しながら下町の雰囲気を味わい、映画の主人公になった気分で歩くのもいいですね。
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恋人たちの橋

サン・マルタン運河は美しい景観から恋人たちの散策にも人気です。映画の舞台になってからは、以前より多くのカップルが運河に訪れているようです。橋の欄干部分にはポンデザール同様多くの南京錠がかけられていて、これは永遠の愛を鍵に託した恋人たちがつけていったものです。最近ではその南京錠が増えすぎたせいでポンデザールの橋の一部が壊れるという事故が起きました。パリ市は南京錠の撤去も考えているようで、もしかしたらサンマルタン運河の橋の南京錠もいずれはなくなるかもしれません。
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学生やBOBOが多く集まるエリア

サン・マルタン運河周辺は静かで自由に過しやすいせいか、パリの学生たちが多く集まっています。水辺の端っこに座って食事をしながら話に夢中です。川辺というのは自由を感じられる場所なのかもしれません。ただバカンス近くになるといつも以上に学生が多く、静かというよりは賑やかな場所になります。特に夏はより遅くまで川辺で飲んでいる若者も多いです。

またサン・マルタン運河周辺はBOBOの多いエリアです。BOBO(ボボ)は「ブルジョワ・ボヘミアン」の略で、裕福だけどブルジョワ的な生活を拒否した人々のことをいいます。彼らは理想を語り、心が広く、自然環境への関心が強く、連帯感があり、芸術や文化への造詣が深く、高等教育を受けており、裕福ではあるけれど上流階級の価値観や伝統に縛られずに、周りに流されない自由な生活をしています。16区に住む富裕層とは異なったライフスタイルを持ち、サン・マルタン運河周辺の庶民的な地区はBOBOにぴったりの場所といえます。そこには芸術的で専門的な書店、オーガニックな美容院、小さなレストラン、古着屋、雑貨店、ギャラリー、サンドイッチ屋、昔ながらのパン屋などがあり、BOBOたちの日常生活を垣間見ることができます。
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太鼓橋が優しい風景を作りだす

サン・マルタン運河の途中にはいくつかの鉄製の橋が架けられています。どの橋も運河を運行する船を優先した造りになっています。船を避けるようにカーブした太鼓橋もその一つ。緩やかな弧を描いた橋の姿はどこか可愛らしく、下町の運河の風景に溶け込んでいます。他にも船が通過するときにだけ開く可動式の橋など、様々な工夫が施されています。運河沿いを歩きながらそんな橋を見ていると、なんだか時の流れが緩やかに見えてきます。
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運河としての役割

サン・マルタン運河は全長は4.5キロ。ヴィレット公園の前にあるヴィレット貯水池(Bassin de la Villette)とバスティーユ広場から先のアルスナル港をつないでいます(リシャール・ルノワール通りとジュール・フェリー通りの部分は地下水路になっています)。運河上流のヴィレット貯水池の先はウルク運河になり、下流のアルスナル港の先はセーヌ河へ注ぎます。セーヌと違い、わずか5キロの中で25メートルもの高低差があるため、途中に9つの水門(水位調節用の門)があります。高低差のある運河がどこでも水平を保っていられるのは水門のおかげ。船が来ると水門が開き、その様子を周りの人々が楽しそうに眺めています。写真のようにかなり狭い水路もあり、その間をゆっくりと通って行く船の姿を見ていると、流れている時間までゆっくりと過ぎていくような気もちになります。この運河の始まりはナポレオンの時代。飲料水の確保のために1825年に造られました(セーヌ河とウルク運河を結ぶ水路は1806年に完成)。現在は遊覧ボートが行き来し観光用にも使われています。
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運河でしか見られない珍しい風景

サン・マルタン運河は、文字通り運河のため、日常的に運搬船が通ります。しかし太鼓橋以外の橋は位置が低いため、船が通るときには橋の一部がずれて上に持ちあがる仕組みになっていて、一時的に交通がストップします。ゆっくりと進む船を観るのもサンマルタン運河の楽しみの一つ。さらに運河を楽しみたい人には運河クルーズがおすすめ。遊覧船に乗りながらサンマルタン運河の眺めを楽しむのもいいですね。
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春・夏の運河はパリジャンでにぎわう

春から夏にかけてのサン・マルタン運河は多くのパリジャン・パリジェンヌでにぎわいます。セーヌと同じく、川辺というのはやはり散策に人気のエリアです。セーヌ川と違うところは観光できたカップルや家族連れよりは、地元の人が多いところ。運河の周囲は下町なので、地元の人に愛されている運河です。下町のにぎわいを見に、夏のサンマルタン運河へ出かけてみませんか?

ヴィルマン庭園付近は活気あふれる運河スポット

サン・マルタン運河の上流付近はパリ10区の東駅に近いエリア。運河の近くにはヴィルマン庭園(Jardin Villemin)があり、多くのパリジャンが集まっています。面積の広いこの緑豊かな庭園は、もともと17世紀に建てられたレコレ修道院の敷地でした。その修道院の一部が今でも園内に残っています(修道院の一部はCafeAという穴場のカフェになっています)。アンリ4世の時代にできた修道院はその後、不治の病となった人々の最期を看取る病院となり、世界大戦時には軍事病院として利用されました。東駅が目と鼻の先でドイツとの戦いで負傷した兵士を運びやすい立地だったため、軍事病院として使われたそうです(戦地で負傷した兵士は治療を受けるために鉄道でパリに運ばれました)。現在では市民の憩いの場所として気持ちのいい公園として開放されています。この辺りにはバーやカフェも多く、夜遅くまで人でにぎわいます。さらに運河を上るとヴィレット貯水池にたどり着きます。
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カンボジア料理のレストラン"Le Petit Cambodge"(サン・マルタン運河)

サンマルタン運河近くのおすすめレストラン

サン・マルタン運河の周辺は最近人気のパリエリア。そのため多くのカフェやレストランが集まり、多くのパリジャン・パリジェンヌでにぎわっています。その中でも人気のお店はLe Cambodge(ル・カンボジ)。カンボジア料理のお店です。パリではベトナム料理と中国料理のお店は多いですが、カンボジア料理のレストランは比較的珍しく、また料理が本当に美味しいのでフランス人に人気です。近くには2号店としてle Petit Cambodge(ル・プティ・カンボジ)もでき、混んでいるときはそちらの2号店に行ってもいいですね。麺類が豊富でどれも日本人に合う味ですので、重たいフランス料理で胃が疲れている方には大変おすすめのレストランです。

Le Cambodge
カンボジア料理のレストラン
住所:10 ave Richerand 75010

Le Petit Cambodge
Le Cambodgeの2号店
住所:20 rue Alibert 75010

多くのギャラリーやカフェがある最先端エリア

サン・マルタン運河は、下町の雰囲気を残しながらも、若者に人気の流行最先端のエリアでもあります。ブルジョア階級の人々が通うようなカフェやギャラリーも増えました。写真集専門の書店もあります。

ポワン・エフェメール"Point Ephemere"はパリ10区、サン・マルタン運河沿いにある現代アートのギャラリー。レピュブリック方面から運河を北に向かって歩いていると、ヴァルミー河岸沿いに突然倉庫のような建物が現れます。もともとは本当に運河沿いの資材用倉庫でしたが、芸術家たちがアトリエとして不法占拠(スクワット)し、その後パリ市の文化センターとしての機能を持つようになりました。倉庫を改造したおしゃれなギャラリーで、現代作家の絵や写真を展示しています。ギャラリーの横にはカフェも併設。アート鑑賞をした後は、併設のカフェで運河を眺めながら一休みというのもいいですね。
運河沿いには他にも書店兼ギャラリーのリブレリ・アルタザール"LIBRAIRIE ARTAZART"があります。鮮やかな赤い外観が目印で、アーティストのイラスト原画や芸術・建築系の書籍などが売られています。店内も美しく見ているだけでも楽しめます。

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サン・マルタン運河のモデルコース

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