パリの人気エリア
パリの人気地区:ヴィアデュック・デ・ザール(フォーブール・サン・タントワーヌ)

フォーブール・サン・タントワーヌ

昔ながらの家具工房が残るかつてのパリ城外   
パリの人気地区:フォーブール・サン・タントワーヌ
パリの人気地区:フォーブール・サン・タントワーヌ
パリの人気地区:フォーブール・サン・タントワーヌ
パリの人気地区:フォーブール・サン・タントワーヌ
パリの人気地区:フォーブール・サン・タントワーヌ
パリの人気地区:フォーブール・サン・タントワーヌ
パリの人気地区:フォーブール・サン・タントワーヌ
パリの人気地区:フォーブール・サン・タントワーヌ
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・シュヴァル・ブラン(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・シュヴァル・ブラン(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・デュ・ベレール(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・デュ・ベレール(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・デュ・ベレール(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・デュ・ベレール(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・トワ・フレール(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・トワ・フレール(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・トワ・フレール(フォブール・サン・タントワーヌ)
パリの人気地区:クール・ドゥ・トワ・フレール(フォブール・サン・タントワーヌ)

フォーブール・サン・タントワーヌ

最終更新日:
パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォーブール・サン・タントワーヌ)
家具工房(フォーブール・サン・タントワーヌ)

昔ながらの家具工房が残る下町

フランス革命で知られるバスティーユ広場の東側を歩くと、パリ中心部の観光地とは違った街並みが続いています。この界隈はフォーブール・サン・タントワーヌと呼ばれるパリの下町エリア。その中心であるフォーブール・サン・タントワーヌ通りにはたくさんの飲食店が並び、通りから入った小さな路地には多くの家具工房が店を開いています。ここは職人たちの街であり、アトリエを訪れればパリの伝統芸である家具づくりの魅力に触れることができます。街を歩けば職人たちの胃袋を支える豊富な下町グルメも味わえ、パリで最も古い市場であるアリーグル市場では新鮮な食材や掘り出し物の雑貨を買うことができます。旅のハイライトは高架鉄道の跡地を活用した散歩道。高い遊歩道からいつともとは違ったパリ風景が楽しめます。パリで唯一の職人の地区であり、路地裏散策好きにも人気のエリアです。 パリの人気地区:クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)
家具工房(フォーブール・サン・タントワーヌ)

フォーブール・サン・タントワーヌの歴史

(1)家具の街

この界隈が家具の街になったのは中世の時代です。近くにあったサンタントワーヌ修道院が非課税の特権を活かして家具作りを始めたのがきっかけでした。かつて近くのセーヌ川に浮かんでいたルーヴィエ島が材木置き場として使われていて、家具の材料の流通が盛んだったそうです。その様子は1670年頃に作られた版画にも描かれています。そして当時の国王だったルイ14世の保護もあり、多くの職人が集まる職人街として栄えました。木材は近くの港に荷揚げされ、馬が木材を各工房まで運んでいました。工房で職人たちが家具を仕上げ、完成した家具は近くの貴族たちの邸宅に納品されました。ヴェルサイユ宮殿の調度品もこの街で作られたそうです。家具は椅子だけでなく、書斎机なども作られました。そのスタイルは様々で、ルイ14世様式、 ルイ15世様式など、時代や流行に合わせて当時の国王の名前がつけられていました。

(2)革命の街

フランス革命を扱ったディケンズの小説「二都物語」によれば、フランス革命はこのサン・タントワーヌ地区から始まりました。革命当時ここはパリの東方城外、バスチーユ監獄とセーヌ川に挟まれた貧しい人々が住む地区でした。家具作りで栄えてきましたが、自由貿易協定でイギリスから安価な家具が入ってきたことで街は不況となります。徐々に職人の賃金カットの噂が広まり、職人の多かったこの場所で、工房オーナーや国への怒りをため、最後には武器を持って立ち上がりました。1789年4月26日、職人たちは壁紙工房を襲撃しました。その後も職人たちの不満は続き、経済的な不安と王政への怒りが高まっていきました。そして7月14日、街のすぐ近くにあった絶対王政の象徴バスチーユ監獄を民衆が襲撃。これがフランス革命の始まりとされています。

(3)ストライキと多様性の街

革命後の19世紀にも、この街はたびたび革命の舞台になりました。パリのストライキ運動が頂点に達した1840年9月にフォーブール・サン・タントワーヌ街に4つのバリケードが現れ、多くの労働者が軍隊と衝突。パリは騒乱状態になりました。ストライキ参加者の多くは指物工や大工、石工、機械工などで、バリケードは馬車・荷車・建築資材などで作られました。今もここには職人気質の人々が住み、多くの伝統的な家具工房が残っています。最近では外国から避難してきた難民を受け入れる工房もあり、ウクライナやアフガニスタン、チュニジア、カメルーン、ソマリア、コンゴなどの多くの国の人々が働いています。伝統と多様化の入り混じる新たなパリを代表する、魅力のあるエリアです。

パリの人気地区:パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パッサージュ・デュ・シャンティエ(フォーブール・サン・タントワーヌ)

観光スポット(1):パッサージュ・デュ・シャンティエ(Passage du Chantier)

「作業場の通り道」という意味。古い下町パリの雰囲気が残る石畳の道。家具屋が多い。セドリック・クラピッシュの映画「猫が行方不明」の舞台。この辺りはパリでは珍しく猫が多い。
パリの人気地区:パッサージュ・シュヴァル・ブラン(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パッサージュ・シュヴァル・ブラン(フォーブール・サン・タントワーヌ)

観光スポット(2):パッサージュ・シュヴァル・ブラン(Passage du Cheval Blanc)

「白馬の抜け道」という意味。賑やかなバスチーユ中心部にある家具工房が残る静かな通り。最近若者に人気のラップ通りの近くにある。
パリの人気地区:クール・デュ・ベレール(フォーブール・サン・タントワーヌ)
クール・デュ・ベレール(フォーブール・サン・タントワーヌ)

観光スポット(3):クール・デュ・ベレール(Cour du Bel-Air)

ブドウの蔓で覆われた家が残る美しい田舎風の庭。「美しい空気の中庭」という意味で、その名の通り静かな中庭には新鮮な空気が満ちています。交通量の多いフォーブール・サンタントワーヌ通りに面して入り口がありますが、中に入ると景色は一変、まるで別世界に入ったような落ち着ける空間です。家具職人のアトリエはたいてい大通りを一本入った小道や中庭にあります。クール・デュ・ベレールもその一つ。中庭にはアジサイなどの花が咲き、小さなブティックや写真のアトリエなどがあります。
パリの人気地区:パッサージュ・ロム(フォーブール・サン・タントワーヌ)
パッサージュ・ロム(フォーブール・サン・タントワーヌ)

観光スポット(4):パッサージュ・ロム(Passage l'Homme)

「男の通り道」という意味。落ち着いた緑豊かな抜け道で、昔からの職人街の姿をよく残す。
パリの人気地区:クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)
クール・ドゥ・レトワール・ドー(フォーブール・サン・タントワーヌ)

観光スポット(5):クール・ドゥ・レトワール・ドー(Cour de l'Etoile d'Or)

「黄金の星の中庭」という意味。緑豊かな袋小路で、家具工房が残る。子供が遊んでいた。
パリの人気地区:クール・ドゥ・トワ・フレール(フォーブール・サン・タントワーヌ)
クール・ドゥ・トワ・フレール(フォーブール・サン・タントワーヌ)

観光スポット(6):クール・ドゥ・トワ・フレール(Cour des 3 freres)

「3兄弟の中庭」という意味。家具工房が残る職人たちの中庭。 パリの人気地区:ヴィアデュック・デ・ザール(フォーブール・サン・タントワーヌ)
ヴィアデュック・デ・ザール

観光スポット(7):ヴィアデュック・デ・ザール(芸術の高架橋)

パリは使わなくなったものも壊さずに残しておくことに関しては天才的。1969年に廃線となった国鉄近郊鉄道の高架橋を利用したヴィアデュック・デ・ザールもその一つで、ここでは流行の最先端をいくデザイナーやサン・タントワーヌ地区の家具職人たちが高架橋のレンガ造りのアーチの下で店を開いています。高架下のアーチ部分を見事に利用したガラス張りのブティックはウィンドウショッピングに最適。職人のアトリエや生地、人形修復、インテリアのお店などが入っています。

観光スポット(8):アリーグル市場

サンタントワーヌ地区の地元の人で賑わう活気あふれる市場。果物や野菜を売る市場と蚤の市があります。地方の農家がこの近くで働く職人のために野菜を売り始めたのが市場の起源とされています。様々な雑貨を売る蚤の市は3世紀前から営業していて、廃品業者が不用品の中から使えるものを売り出したのが始まりのようです。昔から店を出している人の中にはアパルトマンの家財処分を引き受けて家庭から出た不用品を販売している人もいます。観光客にも開かれていますので、新鮮な食材や掘り出し物の雑貨を探しに出かけてみるのもいいですね。

地元のストリートフード

職人の集まるフォブール・サンタントワーヌには気軽に食べられるグルメがたくさんあります。低温グリルした豚肉をボリュームいっぱいに挟んだ「ポルトガル豚肉バーガー」は人気のストリートフードのひとつ。最近フランスではハンバーガーが人気で、地元パリジャンもよく食べています。「サビッチ」はイラクの伝統料理が入ったピタパンで、ナスやゆで卵、ひよこ豆のペーストなどの食材がたっぷり詰まっています(マレ地区で人気のファラフェルと似ています)。他にもマリネした羊肉のレバーを挟んだトルコのラップサンド「ドゥルム」など、下町ならではの多国籍なグルメを味わうことができます。 パリの人気地区:バスティーユ広場
バスティーユ広場

通りの西端はバスティーユ広場

サンタントワーヌ通りの西の端にはバスティーユ広場があります。今若者の間で人気のパリエリアといえばこのバスティーユ。最新のカフェやバーが店を開き、今ではパリジャンに人気のナイトスポットになっています。もともとはフランス革命の発端になったバスティーユ牢獄があった場所で、名前も牢獄に由来しています。しかし牢獄を思わせる遺跡がほとんど残されてないのが非常に残念です。フランス革命の発端となったバスティーユ襲撃の当日、サンタントワーヌ通りはパリで最も熱気にあふれた場所だったのかもしれません。そして当時はこの通りから巨大なバスティーユ牢獄の姿が見えたに違いありません。その映像はジャック・ドゥミ監督の映画『ベルサイユのばら』の中で描かれています。

関連するパリ観光

パリの観光地
バスティーユ広場
パリの観光地:バスティーユ広場

さらにパリを見る

パリ観光サイト「パリラマ」に関しまして
パリラマはパリを紹介する観光情報サイトです。パリの人気観光地からあまり知られていない穴場まで、パリのあらゆる場所の魅力を提供することを目的としています。情報は変更される場合があります。最新情報はそれぞれの公式サイト等でご確認ください。
ページTOP
パリ観光地一覧
サイトHOME