パリの観光スポット
パリ観光地:サン・ジャックの塔

サン・ジャックの塔
Tour Saint-Jacques

パリの塔といえばエッフェル塔ですが、パリにはもう一つ塔があります
パリ観光地:サン・ジャックの塔

サン・ジャックの塔

パリ中心にそびえる不思議な塔

パリの塔といえばエッフェル塔ですが、パリにはもう一つ塔があります。パリの中心シャトレ広場からリヴォリ通りへ向かって歩くと、不意に異様な塔が見えてきます。ゴシック・フランボワイヤン様式の美しい塔。サン・ジャック塔と呼ばれ、パリ4区で不思議な空間を醸し出しています。

もとは教会の一部だった

塔がほとんどないパリの街には珍しく、この存在感はなんだか違和感さえ感じてしまいますが、これはもともとサン・ジャック・ドゥ・ラ・ブシュリー教会の鐘楼部分でした。ブシュリーとは肉屋の意味で、この周辺に肉屋が多かったことが名前の由来です。教会は1508年から14年の歳月をかけて造られましたが、フランス革命時に破壊され、あとにこの塔だけが残りました。その後1836年にパリ市が買い上げ、1850年代に建築家テオドール・バリュによって改築されました。また同じ頃の1855年には、その周囲に広場(サン=ジャック塔スクエア)も整備されました。この広場はロンドンのスクエアから発想を得たものだと考えられています。というのもこの時代のパリ大改造を推し進めたナポレオン3世はイギリスで長い間亡命生活を送ったからです。

サンティアゴ巡礼路の起点となった

また教会の存在した中世にはスペインまでのサンティアゴ巡礼路の起点とされていて、教会付属のこの鐘楼は巡礼者たちにとってのランドマーク的存在でした。中世の巡礼者はこの教会からセーヌを渡りサン・ジャック通りを通り、スペインに旅立ちました(当時はパンテオンの辺りがパリの外れでした)。1998年にサン・ジャックの塔は巡礼路関連遺産として世界遺産に登録されています。

錬金術と関係のある土地

サン・ジャックの塔の周辺は錬金術の歴史と密接な関係のある土地でした。かつてこの塔が一部をなしていたサン・ジャック・ドゥ・ラ・ブシュリー教会の正面玄関は14世紀の錬金術師ニコラ・フラメルによって建設されました。シュールレアリスムの作家アンドレ・ブルトンはサン・ジャックの塔について「この孤独な、向日葵のような暗鬱さで華麗に立っている」と評しています。

パスカルの実験が行われた

またサン・ジャックの塔はある有名な哲学者と深い関わりがあります。塔の下のアーケード部分に注目すると、人物像が立っているのに気づきます。塔の中央に立つのは「パスカルの定理」で有名なブレーズ・パスカル(1623-1662)の像。1648年にパスカルがここで大気圧の実験をしたことによります。現在もこの塔は気象観測に使用されています。

塔の上から眺めるパリパノラマ

この塔は2006年から約2年間改修工事中でしたが、2008年3月にようやく完成してその姿を現しました。夜にこの塔のそばを通ると、まるで森の中にひっそりと立つ魔物が棲む塔に見えてきます。高さは54メートルもあり、高い建物のないパリの街で不思議な空間を作り出しています。その怪しい美しさは一見の価値があります。

この塔からは現在パリの眺望を楽しむことができます。7月上旬から9月中旬の期間限定ですが、地上54メートルの高さ(凱旋門やエッフェル塔第1展望台をほぼ同じ高さ)から美しいパリの街並みを楽しむことができます。
パリ観光基本情報
*** / ***
パリの観光地
オープン(完成):
住所:
最寄メトロ:Chatelet(シャトレ)
エリア:
カテゴリ:パリの観光スポット
関連:その他のおすすめパリ観光

関連するパリ観光

パリの観光地
観光スポット
パリの観光地

さらにパリを見る

パリの観光地
パリの観光地
パリの人気エリア
パリの人気エリア
パリの歴史・文化
パリの歴史・文化
パリのカフェ
パリのカフェ
パリの芸術・文学
パリの芸術・文学
パリの通り
パリの通り
パリ観光サイト「パリラマ」に関しまして
パリラマはパリを紹介する観光情報サイトです。パリの人気観光地からあまり知られていない穴場まで、パリのあらゆる場所の魅力を提供することを目的としています。情報は変更される場合があります。最新情報はそれぞれの公式サイト等でご確認ください。
ページTOP
パリ観光地一覧
サイトHOME