パリのカフェ
パリのカフェ:ブラッスリー・リップ

ブラッスリー・リップ

ヘミングウェイがビールを飲んだ老舗の名店   
パリのカフェ:ブラッスリー・リップ(外観)
パリのカフェ:ブラッスリー・リップ(外観)
パリのカフェ:ブラッスリー・リップ(店内)
パリのカフェ:ブラッスリー・リップ(食事)
パリのカフェ:ブラッスリー・リップ(食事)
パリのカフェ:ブラッスリー・リップ(夜の外観)
パリのカフェ:ブラッスリー・リップ(夜の外観)

ブラッスリー・リップ

最終更新日:
パリのカフェ:ヘミングウェイが食べたセルブラ・レムラード(ブラッスリー・リップ)
ヘミングウェイが食べたセルブラ・レムラード(ブラッスリー・リップ)

ヘミングウェイがビールを飲んだ老舗ブラッスリーへ

サンジェルマン・デ・プレの有名カフェはドゥ・マゴとフロールともう一つあります。2つのカフェの向かいにあるブラッスリー・リップです。正確にはカフェではなくブラッスリー(ビヤホールを兼ねたレストラン)で、夜の1時まで営業しているので夜のサンジェルマン散策の休憩にもオススメです。パリ滞在中の作家ヘミングウェイが通った店としても有名で、彼は原稿料が入るとすぐにこの店へ向かい、セルブラ・レムラード(ソーセージのマスタード添え)とポム・ア・リュイル(ジャガイモのオイル漬け)、そして生ビールを250cc頼みました(アーネスト・ヘミングウェイ「移動祝祭日」)。ヘミングウェイ以外にも多くの著名人が訪れ、その中にはアンドレ・ジッド、アラン・ドロン、ロミー・シュナイダーなどもいました。ポンピドゥー大統領もこの店の常連だったそうです。

開業は1880年、名物はアルザス地方風の料理

ブラッスリー・リップは羽目板張りの19世紀の内装を残した美しいカフェ・ブラッスリーで、1880年にレオナール・リップが開業しました。サンジェルマン大通りに面し、ちょうどサン・ジェルマン・デ・プレ教会の向かいになります。場所柄のせいか、客層は政治家やインテリ客が多いようです。人気の席は2階の禁煙席より1階の喫煙席らしく、喫煙率の高いパリジャンの性質を表しています。黒いベストにボウタイ、長くて白いエプロンという昔ながらの服装のギャルソンが給仕をしてくれる、パリでも珍しい正統派のブラッスリー。リップの料理はアルザス地方風のものが多く、名物はシュークルート・ガルニ(ハム・ポテトに酸味のきいたキャベツ添え)とドイツ産ビールなど。他にブタの足と様々な野菜を一緒に土鍋で焼いた野性味あふれるものもあります。ヘミングウェイのいた1920年代当時の雰囲気を味わえる貴重な空間で、クラシックなフランス料理を堪能してみてはいかがでしょうか。
パリ観光基本情報
ブラッスリー・リップ / Brasserie Lipp
パリのカフェ
人気メニュー:シュークルート・ガルニ(ハム・ソーセージを添えたシュークルート)、ジャレ・ド・ポール・オ・ランティーユ(豚の塊肉とレンズ豆)
住所:151 Boulevard Saint-Germain, 6e Paris
最寄メトロ:サン・ジェルマン・デ・プレ(Saint-Germain des Pres)
エリア:サン・ジェルマン・デ・プレ
カテゴリ:パリのカフェ
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