パリの映画館
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モンパルナスの映画館パルナシアン
なんとなく近代的で雑多なモンパルナスを歩いていると、小さな映画館がありました。名前はパルナシアン。なんとなくモンパルナスと似た響きです。 パルナシアン(Parnassiens)とは「パルナソスに住む人」という意味。パルナソスは古代ギリシャの聖地と言われる山です。パルナシアンは19世紀フランスで生まれた詩の一派で、感情的なロマン主義に対して、客観的で目に見える物の美しさを重んじた詩を書く人たちのことを指しました。日本では上田敏によって高踏派と訳されています。そんな詩の一派の名前がついたパルナシアンは、小さくひっそりとした佇まいの映画館。最近の大きなシネマコンプレックスではなく、地元に一軒はありそうな懐かしさを感じる映画館です。パリの大型映画館MK2
パリにはたくさんの映画館があります。特に単館系の映画館が多く、コアな観客を満足させる映画の首都でもあります。古い日本映画ばかり流している映画館もあるくらいです。MK2(エムカドゥ)はパリ市内に複数ある大型映画館。しかし大型映画館で人気なのはやはりハリウッド映画。多くのフランス人がハリウッド映画を楽しみます。しかしフランスでは自国の映画を保護する法律があり、必ず一定の割合でフランス映画を上映するそうです。そんな中でも、特にフランス女優ジュリエット・ビノシュはフランス人に大人気。写真の中央はジュリエット・ビノシュ主演の映画「贋作」(Copie Conforme)。イランの映画監督アッバス・キアロスタミの新作で、日本では『トスカーナの贋作』として2011年に公開されました。関連するパリ観光
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パリラマはパリを紹介する観光情報サイトです。パリの人気観光地からあまり知られていない穴場まで、パリのあらゆる場所の魅力を提供することを目的としています。情報は変更される場合があります。最新情報はそれぞれの公式サイト等でご確認ください。
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