アパルトマンの屋根
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小さな煙突の突き出たパリの屋根たち
パリの建物の大半はアパルトマン(集合住宅)です。そしてその屋根にはどこも小さな煙突がついています。これはかつて暖炉があったときに使われた通気口の名残ですが、今でもそれが残っていて実際に使っている家もあるようです。屋根の上に乗っかった小さな煙突は可愛らしく、なんだか詩情を誘います。またアパルトマンの屋根が「大海原」にたとえられることがありますが、それはどの建物も高さが均一のため、高い場所からパリを見るとまるで波が揺らいでいるように見えるからです。1930年にパリに渡った版画家の浜口陽三は、まさに大海原のような『パリの屋根』という版画作品を残しています。当時浜口陽三が住んでいたモンマルトルのアトリエの窓から見えた風景をモチーフにしたと言われています(私がパリのアパートのイメージを初めて感じたのは彼の作品がきっかけでした)。
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