パリの観光スポット
パリ観光地:ル・グラン・レックス(映画館)

ル・グラン・レックス(映画館)
Le Grand Rex

映画全盛期に造られたアール・デコ様式の美しい映画館   
パリ観光地:ル・グラン・レックス(映画館)
パリ観光地:ル・グラン・レックス(映画館)

ル・グラン・レックス(映画館)

映画黄金時代を伝える映画館の白眉

ブールヴァール大通りの一つであるポワソニエール大通り(Boulevard Poissonniere)を歩いていると、突如巨大な白い建物が目に入ってきます。大通りから見上げてみると、大きく「REX」と書かれた円筒形の白い塔が幾重にも折れ曲がるように重なり、まるで巨大なデコレーションケーキのようにも見えます。レトロな雰囲気を感じさせるこの建物はル・グラン・レックス。アール・デコ芸術が全盛だった時代に建てられた映画館です。席数(当時)は3,300あり、ヨーロッパ最大の映画館を売り物にしていました。

ル・グラン・レックスの歴史

ル・グラン・レックスは1932年に造られました。オープン当時は2つの世界大戦に挟まれた時期で、映画産業が大きく発展した時代でした。その時代にパリ市内には様々な映画館が造られましたが、その中でもレックスは最大級の映画館でした。当時流行したアール・デコ様式の建物で、設計はオーギュスト・ブリュイザンとジョン・エバーソンの共同設計によるもの。内部は古代ギリシャ様式のインテリアでまとめられていて、モーリス・デュフレーヌによるデザインです。以前はル・レックス(Le Rex)という名前でしたが、後にル・グラン・レックス(Le Grand Rex)に改名されました。現在は複数の映画を上映するシネマ・コンプレックスとコンサート会場を備えた複合的な娯楽施設になっています。内部は三層になっていて、現在の客席の収容人数は2702人。中には体験型のシネマ・アミューズメント・パークもあり、テーマパークとしても楽しめます。今でも夜になると行列ができるほどの人気ぶり。昔から残る歴史的な建築が今でも利用されているのはパリならではですね。
パリ観光基本情報
ル・グラン・レックス(映画館) / Le Grand Rex
パリの観光地
オープン(完成):1932年
住所:1 bd Poissonniere, 75002 Paris
最寄メトロ:Bonne Nouvelle(ボン・ヌーヴェル)
エリア:パリ2区
カテゴリ:パリの観光スポット
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