パリの観光スポット
パリ観光地:ヴィクトワール広場

ヴィクトワール広場
Place des Victoires

ルイ14世の勝利を讃えて造られた王立円形広場。
パリ観光地:ヴィクトワール広場
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ヴィクトワール広場

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ヴィクトワール広場

太陽王の勝利を記念して造られた広場

パリ1区のパレ・ロワイヤルの近くを歩いていると、不意に空間が開け、立派な騎馬像が見えてきます。広場と騎馬像。日本では見られない風景の一つです。ここはヴィクトワール広場。「勝利の広場」という意味で、太陽王として知られるルイ14世の勝利を記念して1685年に造られた王立広場です。広場は円形になっていて、エティエンヌ・マルセル通りなどの6本の道路が交差しています。歴史的建造物にも登録され、魅力的な私邸やオートクチュールのブティックなどが立ち並んでいる華やかなエリア。今でこそ平和な印象を受けますが、ここは17世紀から今までに激しい歴史の波の中を潜り抜けてきた場所でした。

パリには5つの王立広場がある
ヴィクトワール広場はパリにある5つの王立広場の一つで、他にヴォージュ広場ドフィーヌ広場ヴァンドーム広場コンコルド広場があります。

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ヴィクトワール広場

17世紀、パリで最初の円形広場が完成

広場が生まれるきっかけは、ルイ14世の臣下であったフイヤード元帥(la Feuillade)の発案でした。仏欄戦争でのフランスの勝利後、ラ・フイヤード公は王に敬意を表した初の公共広場を作りたいと考え、彫刻家マルタン・デジャルダン(Martin Desjardins)の設計による像を王に贈りました。それと同時にヴェルサイユ宮殿の建築家ジュール・アルドゥアン・マンサール(Jules Hardouin-Mansart)に依頼して王立広場を作らせました。そして1685年、パリで最初の円形広場となるヴィクトワール広場が生まれました(彫像の除幕式は翌年の1686年に行われました)。ちなみに元帥の名前はこの広場を通るラ・フイヤード通りとして残っています。

嘲笑された王の像
広場に姿を現したルイ14世の像は戴冠式の礼装をして立ち、額には勝利の月桂冠をつけていたそうです。台座は6面の浅浮彫で飾られ、4つの角にはフランスに敗戦したスペイン、オランダ、プロシア、オーストリア4か国を表す捕虜の像がありました。4つの円柱が街灯を支え、夜間に点灯されましたが、パリ人士の嘲笑の的になったということです。1687年にはルイ14世が実際に見物に訪れました。

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ヴィクトワール広場

革命で騎馬像が破壊される

しかしルイ14世の勝利を記念した国王の像もフランス革命期の1792年には革命派の民衆によって倒されました。壊された立像は溶解され、大砲の材料に使われたそうです。彫像がなくなった跡地には「1792年8月10日、自由のために死んだ全ての市民」という銘が刻まれた木製のピラミッドが造られ、広場の名前も「勝利-国民広場」(Place des Victoires-Nationales)と改名されました。しかし世紀の変わった1810年、木製のピラミッドは皇帝ナポレオンによって警備隊の暖をとるために利用され、代わりにナポレオン軍の名将だったドゼー将軍の銅像が置かれました。やがてこの像も前のルイ14世の像と同じように1815年に溶解され、ポン・ヌフのアンリ4世の騎馬像の一部として使われました。
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ヴィクトワール広場

19世紀に再びルイ14世の像が完成

その後1822年にルイ18世はローマ皇帝の騎馬像のようなルイ14世の新しい彫像を彫刻家フランソワ=ジョセフ・ボジオ(Francois-Joseph Bosio)に依頼します。そして1828年、現在の広場にあるルイ14世の騎馬像が造られました。ルイ14世の騎馬像を作ったフランソワ=ジョゼフ・ボジオはカルーゼル凱旋門の上に置かれている4頭馬車を彫刻したことでも有名です。ボジオは制作にあたってフランス人芸術家ファルソネによって制作されたサンクトペテルブルクにあるピョートル大帝の姿を描いた名高い騎士ブロンズ像から作品のインスピレーションを得ました。
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ヴィクトワール広場

歴史的私邸も残る美しい王立広場

現在のヴィクトワール広場は、そんな歴史の変遷を経て今も残っています。エチエンヌ・マルセル通りが貫通した際(1883年)に一部取り壊しされましたが、今も昔と変わらない見事な配置を保っています。日本ではなかなかイメージしにくいですが、フランスの広場は権力の象徴であり、体制が変わるたびにその姿も変化します。そんな歴史について思いを巡らせながら広場を歩けば、また一段と深い体験ができるはずです。広場に残る美しい邸宅は財政援助者クロザ、銀行家サミュエル・ベルナール、そしてさらにマリニー侯爵の私邸でした。ナポレオンの提案で1800年に創設されたフランス銀行(Banque de France)のファサードは一見の価値があります。これはもともと1635年にフランソワ・マンサールが建てた館でした。オートクチュールのシックなブティックがあることでも有名です。他の広場と比べて小さいながらも、魅力的な空間が広がっています。観光客も少なく、穴場のパリスポット。パレ・ロワイヤルの観光の後に訪れてみてはいかがでしょうか?
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KENZOのブティック(ヴィクトワール広場)
パリ観光基本情報
ヴィクトワール広場 / Place des Victoires
パリの観光地
オープン(完成):1685年
住所:Place des Victoires 75001 / 75002 Paris, フランス
最寄メトロ:ブルス(Bourse)
エリア:パリ1区
カテゴリ:パリの観光スポット
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ヴィクトワール広場へのアクセス(地図)
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