パサージュ・ドフィーヌ
サン・ジェルマン・デ・プレの小さな抜け道
パリ6区のサンジェルマン・デ・プレにはたくさんの小さな画廊があり、アート散策に楽しいギャラリー街となっています。ギャラリー街の一角にあるドフィーヌ通りを歩いていると、小さな小道パサージュ・ドフィーヌが見つかります。パサージュ・ドフィーヌは1825年にできた石畳の短いパサージュ(抜け道)で、ドフィーヌ通りとマザリヌ通りを結んでいます。パサージュといっても、想像するようなアーケード付きの豪華なパサージュではなく、ただの抜け道です。それでも通りに入ると急に別世界が広がります。今までの喧騒が嘘のように静かで、落ち着いた時間を過ごすことができますのでパリ散策におすすめのパサージュです。
小さなサロン・ド・テで休憩でき、中世パリの城壁が残る
パサージュ・ドフィーヌの中には小さなサロン・ド・テもありますので、サン・ジェルマンでの買い物やパリ観光の合間に訪れてみるのもいいですね。また中世パリの城壁(フィリップ・オーギュストの城壁)が残っているので、歴史好きな方にもオススメです。