ブルボン宮
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国民議会の議事堂として使われているブルボン宮
国会議事堂として使われている18世紀の宮殿
コンコルド広場からセーヌ河を眺めると、対岸にギリシャ風の神殿のような建物が見えます。セーヌ沿いに立つこの立派な建築物はブルボン宮と呼ばれており、現在は国民議会の議事堂として使われています(国会を構成するもう一つの議会である元老院はリュクサンブール宮殿を議事堂としています)ルイ14世の愛妾モンテスパン夫人の子供が建てた
もともとブルボン宮が立つ前、この場所はパリの端に広がる森でした。現在は洗練された高級地区になっていますが、300年前は決闘なども行われる物騒な場所だったようです。ブルボン宮殿はルイ14世の愛妾モンテスパン夫人の子供ルイーズ・フランソワーズ・ド・ブルボンによって1728年に建てられました。その後ブルボン宮は時代によって増改築され、ファサードを飾る古代ギリシャ風のコリント様式の建物はナポレオン時代のものです。内部にはドラクロワの絵画や彫刻などが飾られているそうですが、原則非公開となっています。毎年9月のヨーロッパ文化遺産の日のみ公開され、豪華な食事の間や会議室、図書館を見ることができます。セーヌ川を挟んでコンコルド広場の向かいですので、パリ右岸観光の合間に訪れてみるのもいいかもしれません。- パリ観光基本情報
- ブルボン宮 / Palais Bourbon
- パリの観光地
- オープン:1728年
- 住所:33 quai d'Orsay 75007 Paris
- 最寄メトロ:Assemblee Nationale(アサンブレ・ナショナル)、Concorde(コンコルド)
- エリア:フォーブール・サンジェルマン
- カテゴリ:パリの観光スポット
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ブルボン宮へのアクセス(地図)
ブルボン宮へのアクセス(地図)