ルイイ・ポール・ペルナン公園
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公園の上を橋が通る!パリ12区にある大きな緑地
廃線を利用した遊歩道プロムナード・プランテを東方面に歩いていくと、不意に視界が開け美しい緑地が現れます。ここはルイイ・ポール・ペルナン公園。プロムナード・プランテに併設されている4つの公園のうちの一つで、廃線の操車場跡に作られました。公園の前にはパリ12区の区役所が立っています。15,200平方メートルもの面積があるルイイ公園は、ヴァンセンヌの森とベルシー公園に次いでパリ12区最大の緑地の一つです。公園の主要部分は4200平方メートルものなだらかな斜面の芝生になっていて、それ以外の部分はテーマ別の小さな庭になっています。公園に入ってすぐに目に入るのは巨大でモダンな橋。芝生の上に歩行者専用の橋(Passerelle de Reuilly)が架けられて、橋を歩けば公園を真上から眺められるモダンでユニークな体験ができます。園内には市民プールやスポーツ施設、公共の噴水(水飲み場)も併設されていて設備も豊富。地元の人たちは太陽の光を浴びにここを訪れます。無料で炭酸水が飲める
園内にはパリ市水道公社(Eau de Paris)の提供で造られた公共の水飲み場があります。そこには新鮮な水の他に炭酸水が出る蛇口があり、誰でも無料で炭酸水を飲むことが可能です。パリ市内にはこのように炭酸水が飲める公共の水飲み場がいくつかあります。日本ではできない体験を是非試してみましょう。
ルイイ公園の歴史
1988年、ルイイ駅の跡地に庭園を造るためのコンクールが行われました。審査の結果、建築家Pierre Colbocが庭を設計することになりました。再開発工事は1989年に始まり、ルイイ公園の後を追うようにヴィアデュック・デザールやプロムナード・プランテなどの施設も再開発の一環として造られました。もともとはルイイ公園(庭園)という名前でしたが、1983年から1995年の間にパリ12区の区長を務めたポール・ペルナンにちなんで、ルイイ・ポール・ペルナン公園に改称されました。パリ12区を訪れた際には、気持ちのいいこの庭園に是非出かけてみてください。- パリ観光基本情報
- ルイイ・ポール・ペルナン公園 / Jardin de Reuilly Paul Pernin
- パリの観光地
- オープン(完成):1992-1998
- 住所:15 Rue Albinoni, 75012 Paris
- 最寄メトロ:モンガイエ(Montgallet)
- エリア:ピクピュス
- カテゴリ:パリの観光スポット
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ルイイ・ポール・ペルナン公園へのアクセス(地図)
ルイイ・ポール・ペルナン公園へのアクセス(地図)