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パリ観光地:フランス学士院

フランス学士院
Institut de France

17世紀から続く学術の殿堂
パリ観光地:フランス学士院
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パリ観光地:フランス学士院

フランス学士院

17世紀から続く学術の殿堂。目の前には芸術橋が

芸術橋(ポン・デ・ザール)をルーヴル美術館側から歩いて行くと、目の前にシンメトリックな荘厳な建物が見えてきます。これがフランス学士院。「フランス語の純化」という仰々しい目的を持つアカデミー・フランセーズなどの国立学術団体が入っています。元々は17世紀の絶対王政の元で王立アカデミーとして設立されましたが、フランス革命後に廃止になります。そして1795年に再びフランス学士院として創設されました。現在はアカデミー・フランセーズ(1635〜)、碑文・文芸アカデミー(1663〜)、科学アカデミー(1666〜)、芸術アカデミー(1816〜)、倫理・政治学アカデミー(1795〜)の5団体で構成されています。フランス語を理解可能な言語に純化・統一し続けているアカデミー・フランセーズは現在、フランス語辞書の編纂などの任務を遂行しているそうです。学術団体と聞いても実際に何をしているのかは分からないことも多い。謎多きフランス学士院は、今日もセーヌを挟んでルーヴル美術館を向き合っています。

12世紀に建てられたネールの塔の痕跡

フランス学士院の建てられている場所にはかつてネールの塔(La Tour de Nesle)がありました。ネールの塔はフィリップ・オーギュストの時代(1200年頃)に建てられたパリの塔で、中世のパリの城壁の一端をなしていました。つまり当時はここがパリの端でした。外敵の侵入を防ぐ見張り台であったネールの塔は、対岸のルーヴルの塔と向かいあう形で立っていました(夜間に2つの塔は外敵防止のために大きな鎖でつながれたそうです)。現在はフランス学士院とルーヴル美術館という2つの文化施設が向かい合う場所に、中世は2つの堅牢な塔が立っていたのです。その後ネールの塔はカペー朝フィリップ4世の手に渡ります。この時代、ネールの塔で王位継承を揺るがすスキャンダルがありました。

ネールの塔で起きたスキャンダル

皇太子の妃たちマルグリッドとブランシュがゴーティエとフィリップ・ドーネイというノルマン系の兄弟騎士と不貞を働いていたのです。これは妃たちの義理の妹であったイザベルの密告によって発覚しました。1308年にイギリス国王エドワード2世に嫁いだイザベルがイギリス土産として妃たちに刺繍入りの財布を買ってきたのですが、年末にロンドンで開催されたパーティーで何故か騎士たちがその財布を持っていたことに不信を抱き、父の国王に知らせました。その後国王による調査で妃たちの不貞が明らかになったようです。当時ネールの塔はそのような情愛の場として使われていたようです。不貞を働いた2人の妃は終身刑となり幽閉され、相手の騎士2人は拷問された後にグレーヴ広場で処刑されました。

ネールの塔に伝わる恐ろしい伝説

またネールの塔にはこのスキャンダル以上に恐ろしいある伝説が残されています。ネールの塔の女主人が毎夜塔の下を通りかかる美青年に声をかけては館に連れ込み食事を与え、情事を楽しんだ後に殺してセーヌ河に捨てたという話です。この恐ろしい殺人から逃れられたのはその後パリ大学総長となった神学者ジャン・ビュリダンだけだったそうです。この逸話はのちにフランソワ・ヴィヨンの詩に書かれ、またアレクサンドル・デュマによって戯曲となりました。この戯曲『ネールの塔』は舞台化され、ジャン・ビュリダンが仇討ちをする設定が人気を博し、800回以上上演されたそうです。

伝説にもなったネールの塔は数百年物間ネール館の一部でしたが、1660年に取り壊されました。現在その塔は残っていませんが、フランス学士院の向かって左側の建物の外壁にネールの塔があったことを示す記念板が掲げられています。
パリ観光基本情報
フランス学士院 / Institut de France
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最寄メトロ:Pont Neuf(ポン・ヌフ)
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