パリの通り
パリの通り:モンモランシ通り

モンモランシ通り

パリ最古の家が残る通り   

モンモランシ通り

最終更新日:

パリ最古の家が残る通り

ポンピドゥーセンターの北、パリ中華街の近くにあるこのモンモランシ通りは何の変哲もない普通の通り。しかしこの通りの51番地には、パリ最古の家があります。作家で錬金術師であったニコラ・フラメル(1330頃-1418)が1407年に建てた家で、彼はそこでパリへやってきた食べるもののない貧しい人々に部屋を提供していました。家賃はなくとも毎日1回主への祈りと聖母マリアを唱えれば、だれでも面倒を見たといわれています。ニコラ・フラメルはパリの北にあるポントワーズの生まれで、パリ大学書記やサン=ジャック通りの書店主などをしていたこともあり、教会や施療院に多額の寄付をしていました。裕福だったことから、錬金術によって貴金属を生み出していたのではないかと噂が立ちました。中世の雰囲気が漂う家の壁や門柱にはニコラ・フラメルの頭文字や不思議な文様が薄浮彫で刻まれています。現在この家はレストランとなっていて美味しい料理が食べられます。パリで一番古い家で食事をするというのもパリ観光にいいかもしれませんね。モンモランシという通りの名前は1402年から1627年までモンモランシ一族が所有していた旧邸宅に由来します。ちなみに最後のモンモランシ公(第4代)は、トゥールーズで処刑された国王アンリ2世(1595-1632)です。

関連するパリ観光

パリの観光エリア
マレ地区
パリ人気観光エリア:マレ地区
パリの観光エリア
ボブール
パリ人気観光エリア:ボブール
パリの観光地
パリ最古の家
パリの観光地:パリ最古の家

さらにパリを見る

パリ観光サイト「パリラマ」に関しまして
パリラマはパリを紹介する観光情報サイトです。パリの人気観光地からあまり知られていない穴場まで、パリのあらゆる場所の魅力を提供することを目的としています。情報は変更される場合があります。最新情報はそれぞれの公式サイト等でご確認ください。
ページTOP
パリ観光地一覧
サイトHOME