パリの通り
パリの通り:ポワソヌリ袋小路

ポワソヌリ袋小路

18世紀の噴水が残る道   
パリの通り:ポワソヌリ袋小路
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ポワソヌリ袋小路

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18世紀の噴水が残る行き止まり

マレ地区には17世紀や18世紀のパリが残っています。ジャラント通り(rue de Jarente)を入ったポワソヌリ袋小路(Impasse de la Poissonnerie)もその一つです。ここにはジャラントの噴水(Fontaine de Jarente)と呼ばれる小さな噴水が残っています。、噴水といえば庭園などにある装飾目的のものが多いですよね。しかしパリの噴水には「飲料用」の噴水も存在しました。それは上下水道の完備されていなかった18〜19世紀頃のパリで井戸のような役割を持っていました。ジャラントの噴水もそんな「飲料用」の噴水の一つです。1925年にはパリ歴史記念物に指定されました。袋小路の名前がポワソヌリなのは、魚屋の商人(ポワソヌリ)によって市場が占有されていたためだと言われています。上下水道がなかった時代、パリの人々はこのような噴水から水を運んでいました。

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