BHVマレ(ベー・アッシュ・ヴェー・マレ)
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日曜大工が充実したパリジャンのためのデパート
観光客で賑わうパリ4区のリヴォリ通り。この活気ある通り沿いには壮麗なパリ市庁舎が立っています。その向かいにあるデパートがBHVです。パリのデパートといえばギャラリー・ラファイエットやプランタンが最初に思い浮かびますが、観光客向けの商品も多く値段は少し高めです。一方でBHVは地元パリジャン・パリジェンヌに人気の庶民的なデパートといえます。いわば生活のためのデパートです。他と比べて価格も安く、優雅な文房具やインテリアから最新の衣料品、モダンな家具、ユニークなキッチン用品、そして書籍やDVDまであらゆるものがそろっていて、見て歩くだけでも気軽に楽しめます。最大の特徴は地下にある豊富なDIY(日曜大工)のコーナー。日曜大工品・金物・園芸用品などマニアもうならせるほどの様々なアイテムがそろい、週末は多くのブリコラージュ(家具・部屋の手入れ・修理)好きでにぎわいます。最近はBHVの別館もでき、ペット用品(BHV La niche)や男性衣料品(BHV Homme)に特化したお店も近くに出しています。歴史:パリで2番目に古いデパート
BHVは1856年に出来たパリのデパートです。BHVが出来た19世紀は百貨店文化の花開いた時代でした(それまでデパートというものは存在しませんでした)。1852年に世界初の百貨店オ・ボン・マルシェがブシコーという商人によってパリ左岸のバック通りにできた4年後に、パリで2番目のデパートとしてオープンしました。その後1865年にオ・プランタンが、1895年にはギャルリー・ラファイエットが誕生します。もともとはBazar de l'Hotel de Villeという名前でしたが、マレ地区にあることから2013年にLe BHV MARAISという名前に改称されました。立地:手前はパリ市庁舎広場、裏はシックなマレ地区
BHVの前を走るリヴォリ通りの向かいはパリ市庁舎。市庁舎前の広場にはいつも多くの観光客で賑わっています。BHVの裏(北側)に行けば、そこはすでにマレ地区。貴族の館が残るシックな街並みの中にある最先端のブティックやカフェを楽しむことができます。デパート西側のルナール通りを渡れば、ポンピドゥーセンターまで歩いて3分です。- パリ観光基本情報
- BHVマレ(ベー・アッシュ・ヴェー・マレ) / Le BHV MARAIS
- パリの観光地
- オープン(完成):
- 住所:52, rue de Rivoli
- 最寄メトロ:Hotel de Ville(オテル・ドゥ・ヴィル)
- エリア:
- カテゴリ:パリの観光スポット
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BHVへのアクセス(地図)
BHVへのアクセス(地図)