シュリー橋
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パリの東、ノートルダム大聖堂がよく見える橋
パリ東部の観光地バスチーユからセーヌ河に向かって歩いて行くと、サン・ルイ島へ渡れる大きな橋があります。パリ4区のシュリー橋です。サン・ルイ島の東端を貫くようにセーヌ河にかかっており、橋の上からノートルダム大聖堂がよく見えます。左岸のサンジェルマン大通り(パリ5区)と右岸のアンリ4世大通り(パリ4区)を結んでいます。橋の名前はフランス国王アンリ4世の宰相だったシュリー公にちなんでいます。世界遺産としてのパリの端
パリのセーヌ河岸は世界遺産として登録されています。その登録エリアの東の端にあるのがこのシュリー橋です(西の端はエッフェル塔の前にあるイエナ橋)。そのためシュリー橋からパリ中心に向かう西側が世界遺産としてのパリ河岸になります。かつてボードレールが渡った橋があった
シュリー橋は19世紀後半にできました。それまでは右岸側にダミエット橋、左岸側にコンスタンティン橋がかかっていました。どちらも歩行者専用の吊り橋で、当時サン・ルイ島に住んでいた詩人のボードレールが日常的に使っていました。サン・ルイ島とボードレールに関しましてはこちらの記事をご参照ください。どちらの橋も19世紀の後半に壊れてしまい、オスマンによるパリ改造の一環として1876年に大きなシュリー橋が完成しました。現在はサン・ルイ島を貫いてパリの両岸をつないでいます。パリ東の観光地、バスチーユ広場とサンジェルマン大通りを結ぶ
パリ東の観光地、バスチーユ広場とサンジェルマン大通りを結ぶ- パリ観光基本情報
- シュリー橋 / Pont de Sully
- パリの観光地
- オープン(完成):
- 住所:
- 最寄メトロ:Sully-Morland(シュリー=モルラン)
- エリア:バスチーユ
- カテゴリ:パリの観光スポット
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シュリー橋へのアクセス(地図)
シュリー橋へのアクセス(地図)