グルネル橋
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エッフェル塔の絶景が眺められる穴場の橋
エッフェル塔の撮影ポイントはたくさんありますが、たいてい観光客で混んでいることが多いです。そんな中でもおすすめなのは高層ビル群の立つパリ15区にあるグルネル橋からの眺め。程よい距離でエッフェル塔を間近に感じられ、観光地から離れているため観光客も少なく穴場の撮影スポットです。橋からの撮影で特におすすめなのは夜のエッフェル塔。光輝くエッフェル塔とグルネル地区の近未来的な高層ビル群の夜景を組み合わせて撮影すれば、今までにない新鮮なパリ風景が撮れるかもしれません。橋の上から見られるパリのランドマークはエッフェル塔だけではありません。橋の目の前にあるのはニューヨークにあるのと同じ自由の女神像(Statue of Liberty Paris)。アメリカを象徴するこの像がパリのセーヌ川にあることに不思議さを感じる人も多いかもしれません。この像はフランスがアメリカに自由の女神像を贈ったお礼として、パリに住むアメリカ人がフランス革命100周年を記念して制作したものです。橋の下を流れるセーヌ河に白鳥の島(Ile aux Cygnes)という中州があり、自由の女神はそこに立っています。
自由の女神が立つ白鳥の小径を散策
グルネル橋はパリ15区と16区を結ぶ橋。最初の橋はボーグルネル地区の開発業者によって1827年に造られました。当初は歩行者や馬車(馬、豚、羊などの動物を連れている人)などから通行税を取っていたそうです。1873年に橋が完全に崩壊した後、1874年に鋳鉄製の橋として架け直され、さらに1968年には鋼鉄製の橋(3度目の橋)に架け替えられました。観光地からは少し離れていますが、橋は白鳥の島を跨ぐように架けられていて、その島に降りることも可能です。時間に余裕があれば橋から降りて白鳥の小径を散歩するのもいいですね。自由の女神の足元まで行って、その大きさを実感してみましょう。小径では地元のパリジャンが犬と一緒に散歩をしたりジョギングをしたりする姿を見かけるかもしれません。セーヌ河を間近に見ながらの散歩はとても気持ちがいいものです。白鳥の島を上流に向かって歩くとエッフェル塔が徐々に近づいてきて、島の先端ではビラケム橋に上がることができます。
買い物に便利な巨大ショッピングモールがある
グルネル橋の16区側には観光地的な要素があまりありませんが、橋のすぐ近くにフランスの公共ラジオ放送局であるラジオ・フランスがあります。グルネル橋の15区側はグルネル地区で、ボーグルネル(Beaugrenelle)という巨大なショッピングモールやパテ社の映画館(Pathe Beaugrenelle Movie Theatre)、スーパーマーケット「モノプリ」(Monoprix)、高級クラスの高層ホテルなどがあります。夜に様々な色で光り輝くボーグルネルの不思議な建築物はまさに近未来を予感させるものです。- パリ観光基本情報
- グルネル橋 / Pont de Grenelle-Cadets de Saumur
- パリの観光地
- オープン(完成):1827年
- 住所:65 Rue Gaston de Caillavet, 75015 Paris
- 最寄メトロ:ミラボー(Mirabeau)、シャルル・ミッシェル(Charles Michels)
- エリア:セーヌ川周辺
- カテゴリ:パリの観光スポット
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グルネル橋へのアクセス(地図)
グルネル橋へのアクセス(地図)