最終更新日:
ガラスのピラミッドの中央入り口
(1)事前に公式サイトでチケットを購入する
ルーヴル美術館を楽しむにはある程度の計画が重要です。パリでふと思い立ってルーヴル美術館に行くこともありますが、当日チケットを買うための長い行列に並ばなくてはいけません。そのため、事前に
前売りチケットを購入しておくことをおすすめします。ルーヴル美術館では
前売りチケットをオンラインで販売しています。日本語のサイトはなく現在は「フランス語・英語・中国語・スペイン語」のみとなっていますが、購入手続きは簡単です。行きたい日付と時間帯、人数などを選んで購入することができます。購入したらチケットを印刷するか携帯電話で表示できるように準備しておきましょう。美術館見学の当日は現地でチケットを見せることで、並ばずに入ることができます。料金は17ユーロです(2022年時点)。また18歳以下は無料となっています。
(2)空いている入り口をチェックする
広大な敷地を持つルーヴル美術館には入り口にも複数存在します。一番有名なのが
ガラスのピラミッドにある中央入り口。ナポレオンの中庭にある入り口で、最も分かりやすい場所です。ただその分、多くの観光客がそこから美術館に入ろうとするため、日中は混んでいることが多いです。そのため、スムーズに入場するためには比較的空いている
カルーゼル・デュ・ルーブルの入り口から入ることをおすすめします。この入り口は地下2階にある入り口で、地上からはカルーゼル凱旋門の両脇の入り口もしくはリヴォリ通り99番の入り口からアクセスすることができます。どちらの入り口から入っても、地下にあるショッピングモール「カルーゼル・デュ・ルーブル」を抜けてルーヴル美術館に行くことができます。また美術館の最寄り駅であるメトロのパレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅からもカルーゼル・デュ・ルーブルの入り口に直接アクセスすることが可能です。ただしこの入り口はチケット保持者のみの入り口(当日チケットを購入する人は入れない)になっている可能性があり、事前にネットでチケットを購入してから行くことをおすすめします。
(3)空いている時間帯に行く
並ばないで入る最も確実な方法は、空いている時間帯を狙うことです。電車の乗客数も時間によって満員だったり空いていたりするように、美術館にも時間帯によって入場者の数はかなり異なってきます。スムーズに入るためには
金曜日の夜に行くことがオススメです。ルーヴル美術館は火曜を除く毎日9時から18時まで開館していますが、金曜だけは夜の9時45分まで開館しているため、空いているアフターシックスの時間帯を選ぶことで並ぶことなく入場することができます。スムーズなアクセスとナイトミュージアムが楽しめる「一石二鳥」の時間帯と言えるかもしれません。
まとめ
ルーヴル美術館に並ばないで入場できる方法について説明しました。1つ目は事前にチケットを購入すること。2つ目はカルーゼル・デュ・ルーブルの入り口から入ること。3つ目は金曜の夜に行くこと。注意点としてはカルーゼル・デュ・ルーブルの入り口は事前にチケットを購入しておかないと入場できないことです。結論としては、この3つの条件がそろった状態で美術館に行くのが最もスムーズに入場できる方法になります。