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パリの人気地区:モンマルトル

モンマルトル

階段と風車が哀愁を漂わせる、芸術家に愛された丘   
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モンマルトル

どこか哀愁漂う芸術的な下町

モンマルトルはパリの右岸18区にある小高い丘。パリで一番標高の高い場所として知られています。かつてはパリ北部郊外の小さな村でしたが、芸術家たちが集まったことで知られるようになり、今では世界的に有名な観光地になっています。人気観光地と言っても、その魅力は昔ながらの下町らしさにあります。静かな道やかつての風車小屋が残り、散策におすすめ。丘の頂上に立つサクレクール寺院やピカソたちが住んだ集合アトリエ「洗濯船」など、観光的な見どころもたくさんあります。モンマルトルに欠かせない要素といえば、坂道と階段。曲がりくねった石畳の坂道とさび付いた鉄の手すりの階段を上れば、パリの美しい町並みを一望することができます。

モンマルトルの最寄りメトロはどこ?
モンマルトル観光に便利な駅は3つあります。アンヴェール駅はモンマルトルのふもとにある駅で、サクレクール寺院を目指して丘を登るのに便利です。アベス駅は丘の途中にある駅で、モンマルトルの下町らしさを感じることができます。エクトール・ギマール設計の入り口が残り、映画『アメリ』のロケ地として有名になりました。ラマルク・コーランクールはモンマルトルの丘の裏に位置する駅で、サン・ヴァンサン墓地やブドウ畑、ラパン・アジル(シャンソン酒場)に近い駅。穴場のモンマルトル散策におすすめです。

パリで唯一のケーブルカーがある
モンマルトルの丘の上に行くには長い坂道か急な階段を上る必要がありますが、歩くのに疲れたり歩行が困難な方にはケーブルカーがおすすめ。フニクレール・ド・モンマルトル(Funiculaire de Montmarte)という名前で、モンマルトルの丘とふもとを往復しています。またピガール広場と18区役所を結ぶモンマルトルバスを利用することも可能。どちらもメトロのチケットで乗ることができます。

西側には有名な作家や画家、映画監督の眠るモンマルトル墓地もあります。モンマルトルの丘に住んだ芸術家たちは、その鄙びた美しい魅力にとりつかれ、多くの作品を残しました。ジョルジュ・ミシュレ、カミーユ・コロー、ルノワール、ゴッホ、ドガ、ロートレック、ユトリロ。19世紀の画家たちが愛した風景は今もモンマルトルのあちこちに見られます。芸術家たちが愛した下町を散策したい方にはおすすめのエリアです。

モンマルトルの歴史(1):かつては風車の回る郊外の村だった

この丘は約2000年前から信仰の対象となっていて、ローマの商売の神メリクリウスを祀った神殿がありました。3世紀にパリで初めてキリスト教を布教したサン・ドニ(聖ドニ)の殉教伝説が残る場所で、「殉教者の丘」(Mont des Martyrs)と呼ばれるようになりました。モンマルトルという地名はこの伝説に由来します。サン・ドニはパリの初代司教になった聖人でしたが、ローマ皇帝への忠誠を怠ったという理由から丘の上で斬首刑にされました。そして切り落とされた自らの首を持って近郊の町(現在のサン・ドニ)まで歩いたと語り継がれています。モンマルトルは今でこそ有名観光地ですが、19世紀まではブドウ畑と風車が回るひなびた農村でパリ北部の郊外に位置していました。その頃はパリの税法が適用されないため、多くの人がここに移り住み、その結果安い居酒屋が多くできました。丘の上で修道女たちがワインを作っていたことも飲み屋街になる要因でした。1860年、当時のセーヌ県知事オスマンの命によって12区だったパリは20区に拡大されます。その拡大によってモンマルトルはパリ市の一部に組み込まれました。

モンマルトルの歴史(2):画家たちが住むパリ最大の歓楽街に

19世紀の半ばからは、パリ改造で整備されてしまったパリ市内から逃れるように多くの芸術家たちがモンマルトルの丘に集まり、まだ残る農村風景をカンバスに描きました。そして19世紀の末には、自由奔放な芸術家たちの溜まり場となり、エミール・グドー広場にある洗濯船(Bateau Lavoir)にピカソやモディリアーニ、マックス・ジャコブなどが暮らしながら絵を描きました。残念ながら洗濯船は1970年の火災で消失し、今広場にあるのは痕跡だけです。過去の賑わいを伝える静かなエミール・グドー広場と対照的なのがテルトル広場で、土産用の絵を売ったり観光客に似顔絵を描く画家たちが集まっていつも賑やかです。19世紀末から20世紀にかけて、モンマルトルはシャンゼリゼ大通りに代わって「パリ最大の歓楽街」になり、ムーラン・ルージュ(赤い風車)シャノワール(黒猫)といったキャバレーが生まれました。中でも有名なのは芸術家や文学者が集まっていたラパン・アジル(跳ねウサギ)で、ピカソ、ブラック、アポリネール、マックス・ジャコブ、カルコなどが出入りしました。他にかつてのモンマルトルの痕跡が味わえる場所として有名なのがムーラン・ド・ラ・ギャレット。製粉業者ドブレ氏が作ったダンスホールで、ルノワールがその賑わいを透明感あふれるタッチで描いたことでも有名です。

1914年以降(または第1次世界大戦後)は、多くの芸術家たちが活動拠点を左岸のモンパルナスに移してしまったため、芸術家の溜まり場としての人気は寂れていきます。これは主にモンマルトルの観光地化・高級住宅地化のためでした。現在では「かつて賑わった場所」としてのノスタルジーを求めた観光客に人気のパリ観光地として栄え、未だに下町的な陽気な雰囲気が残っています。

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